休職をモラハラで余儀なくされる事例も

過度なモラハラによって精神のバランスを崩し、休職を余儀なくされるというケースが頻発しています。一部上場企業でも、そうした事例は報告されています。酷いときには、うつ病になってそれ以降仕事ができなくなってしまう事もあります。さらに酷いと、自ら命を絶ってしまう事もあるのです。実際に、大手企業で上司から叱責をされたことが原因で自ら命を絶ってしまったという事例が大きな社会問題になっています。ニュースでも取り上げられているので知らない人は少ないでしょう。

残業の無理強いやセクハラ・パワハラだけではなく、今後はモラハラについても社会全体で監視の目を光らせて行かなければならないわけです。モラハラによって働けなくなったときには、労災認定が降りる事も考えられます。きちんとしかるべき場所に訴えを提出する事が求められています。泣き寝入りをすることだけは避けなければなりません。なぜなら、泣き寝入りをしてしまうと、また次の犠牲者が出て来る事となるからです。自分の代で被害をストップさせるためにも、被った被害はきちんと報告をするべきなのです。

労災認定が降りれば、金銭的な補償もしてもらえます。生活を壊す事も少なくなりますから、放置しておく事だけは避けるべきです。原因となった人間の処分も行われる事でしょう。労働環境が改善するというわけなので、積極的に告発は行っていくのが被害者の義務です。泣き寝入りをする事は、自分のためにも会社のためにもなりません。